GitでPushができなくなった
Unityで作成したWebPlayerを公開する手段として、Google Code Project Hosting を使い始めた。無料でWebスペースがレンタルできて、アップロードするだけですぐにページを公開できる点が特徴だ。
オープンソースの共有リポジトリとして作られたサービスなので、アップロードしたファイルはすべて公開されることに注意が必要。AWSのあのワケわかんないコンパネよりずっと使いやすい。
使い方はこちらのブログを参考にさせていただいた。
Google Code Project Hosting で Web サイト構築
このサービスはファイルをアップロードする際に FTP ではなく、バージョン管理ツールを利用する。Git、Mercurial、Subversion の3つから選べる。この機会に巷で評判の Git を使ってみることにした。
しかしこれ、やたらに敷居が高い。GUIも一応ついてるんだが、コマンドラインでこういうツールを普段からなにげなく使っているエンジニアの方々には苦もなく使いこなせるのだろうが、ボクにはなぜこんなにわかりにくいツールを作ってしまうのか不思議でたまらない。
以下、Macで Git を使って GoogleCodeProjectHosting にアップロードする手順を簡単に説明。(まだよくわかってないが)
- Gitをインストールする
Git Installer 1.7.9.4 - OS X - Snow Leopard - Git のPATHを通す
→インストーラに同梱されている program.sh をターミナルで実行 - 自分のPC上のローカルリポジトリとして使うフォルダを用意し、サーバへアップロードしたいファイルを配置する
→自分の手元にある最新のファイル群をMasterと呼び、サーバにあるものをOriginと呼ぶらしい - ターミナルから Git のGUIを起動する(git gui)
- GUI上でアップロードしたいファイル群をコミットする
→ここの操作方法が非常にややこしい - GoogleCodeProjectHosting で、送信先URLとパスワードを確認する
→URLは作成した新規プロジェクトのHOME画面にある「Source→Checkout」に表示されてる ( https://[USER_NAME]@code.google.com/p/[PROJECT_NAME]/ )
→パスワードは画面右上から「Profile→Setting」に表示されてる - Git のGUI上でコミットしたファイルをPush(originリポジトリへ送信)する
アップロードに成功すると同時にページが公開されるのですぐさまブラウザで確認できる。
で、1つ目のプロジェクトは無事にアップロードできたんだが、2つ目でつまづいた。Pushすると「IDとパスワードが間違ってます」というエラーが表示されてリポジトリに接続できない。そんなこと言われても、IDとパスワードを入力する手順がどこにもないじゃないか。1つ目では確かに入力用のダイアログが表示されたけど、今回はIDとパスワードを聞かれることがない。な〜ぜ?
どうやら2回目以降は送信先がRemotoへ登録されて、送信先入力の手順を省略できるようだ。が、送信先のパスワードが変更されたらどうすればいいの?
状況がよくわからないまま Git のGUIクライアントである「GitX(L)」をインストールしてみた。ユーザーインターフェイスが優秀であれば解決策が見つかるかもしれないと思ったのである。・・が、これって過去の経緯をグラフィカルに表示してくれるところが便利なのであって、ファイルをコミットしてプッシュする手順については git gui と何も変わらないではないか。ぬーぬぬ。
同じ問題に遭遇している人がいないかどうかググってみたが、Git についてブログに書いてる人々はみなこういうツールに慣れてるみたいで、使い方を掘り下げた記事が見当たらない。FTP の代わりに Git を使おうとする人は少数派なのかも。
頭冷やすためにしばらく放置しる。